これからの若者はなにを勉強するのか
この記事をお読みの人は小学校や中学校、高校の学業に専念する時期、どの教科を重点的に学んできたでしょうか。
勉強は人生を豊かにするものであり、今まで知らなかった世界が広げられます。昨今のグローバルの波により英語能力を一層必要とされるようになりました。政府も英語教科に力を入れています。
若者が重要だと思う教科とは
国立教育政策研究所が2013年に実施した「中学校・高等学校における理系進路選択に関する調査研究」によると高校生が思う重要な科目では国語、英語が挙げられました。また、スマートフォンやPCの普及とともに、「情報技術」に重要性を感じる生徒も多いようです。
ほかにも、好きな教科・嫌いな教科をみていきましょう。
男子・女子の好きな教科とは
男子が好きな教科では、
- 保健体育
- 地理・歴史
- 数学
- 技術
- 生物
の5教科があがりました。身体を動かすことや論理的思考力をともなう数学などが好きな科目にランクインしています。対して女子が好きだと思う教科は、
- 音楽
- 家庭
- 生物
- 美術
- 保健体育
の5教科です。男子と比べると私生活で活用できる家庭科が好きな女子や、音楽や美術など芸術的要素を含む科目が人気を集めています。スポーツは男女とも人気がある教科のようです。
男子・女子の嫌いな教科とは
嫌いな教科においては、男子女子ともに、
- 物理
- 外国語
- 化学
の3教科があがりました。物理や化学は概念や計算式が複雑になっており、理解することに時間がかかってしまうためと考えられます。
参考:「中学校・高等学校における理系進路選択に関する調査研究」
効率的な勉強法
効率的な学習方法は押さえておきたいところです。しかし、どのような勉強法が自分にとって効率のよい学習か不明確なところもあります。
特に、高校生は3年という短い期間に自分の進路を決めます。学校のイベントを楽しむかたわら、自分の人生を考える重要な時期です。目的の大学に合格するためにも、適切な学習法は自分でみつけなければなりません。そこで欠かせないのが時間を有効活用した勉強法です。学生の仕事といっても過言ではない勉強を効率化することで、今後の進路を考える時間を増やせます。
朝の時間に勉強する
脳科学では朝の時間帯が脳の働きがよいといわれており、効率よく学習できるとのこと。睡眠によって脳内が整理され、朝起きたときは脳内がクリアな状態になるようです。
この時間帯に勉強をすると新しい語彙が吸収しやすく、より勉強がはかどるでしょう。
アウトプットする
勉強ではアウトプットがとても重要です。取りいれた内容はきちんと使えなければ意味がありません。たとえ頭ではわかっていても実践で活用しようしても、思ったようにいかない場合が多々あるからです。
たとえば、テストで設問に対し記述形式で答えを求められたとしましょう。その場合、理解している内容を文字に変換しなければなりません。完全に理解していないと、いい換えることが難しいと感じるでしょう。
数学においても、なぜこの方程式が使われるのか、計算で求める答えや使用する値はどのようなものなのかなど最初から最後まで理解する必要があります。
そこで、インプットした内容は常にアウトプットする勉強法が望ましいのです。
体調を整える
いくら勉強が好きでも、体調が好ましくないときは勉強したくないものです。無理に勉強しようとするとかえってストレスを感じてしまい、嫌いになってしまうかもしれません。
そこでモチベーションが保てるようにします。時間を決めて勉強したり、いつまでに寝るかを決めたりするのです。規則正しい生活は自律神経が乱れないため、毎日気分よく学習に取り組めるでしょう。
また、きちんと睡眠を取ると疲れだけでなく脳が整理されます。睡眠も1つの勉強といっても過言ではないほど大切な要素です。徹夜のような勉強は従来では当たり前とされていたが、現在の科学によって寝る時間を削ってまで勉強する必要はないとされています。
体調は学習効率に大きく影響しますので、常によいコンディションを保てる意識が必要です。
必ず理解してから次のステップへ
効率よく学習するためには、現時点で学ぶ内容を飛ばしてはいけません。たくさん吸収したいと焦る気持ちがあると全体を読み通したいと細かな文章を省いて読むようになったり、完全に理解せずに次に進んでしまったりする可能性があります。
次に進んでも、前に学習した内容を使うことになりますので、わからないことが増えてしまいます。必ず理解したうえで次の段階に進むほうが長期的に考えて効率的な学習法になります。
環境を整える
勉強するときは環境を整えましょう。
机が散らかっていると集中しづらい環境になってしまいます。定期的に掃除をしながら学習する環境を整えるようにします。
勉強する際に音楽を聴くこともおすすめです。音楽は「アルファ波」と呼ばれる波を放つため集中しやすい環境を作ります。勉強する際は音楽を聴きながら勉強するのもアリです。
スマホを有効活用する
現代に必須といえるスマートフォン。スマートフォンを賢く活用することで効率的な学習ができます。
スタディサプリ
スタディサプリは、リクルートが提供している高校生向けの勉強アプリです。月額980円で講師の動画が見放題。科目を選んで動画をみながら繰り返し学習できます。理解した内容をノートに記載しながら、インプット・アウトプットを同時にすることも可能です。
Podcast(ポッドキャスト)
英語のリスニングによく使われるポッドキャストも、学習にピッタリのアプリです。さまざまなラジオチャンネルを無料で選べ、発音の使い方から時事ネタまで幅広く学べます。なかには、日本語と英語のやり取りもあり、ユニークな英会話の雰囲気を味わえます。
単語帳メーカー
勉強に欠かせない単語帳をアプリ化したのが単語帳メーカーです。単語帳メーカーは自分で単語を作成できます。教科を選んで覚えたい語句を作成。自宅と学校の行き帰りのちょっとした時間にさっと目を通せます。使いやすいのも魅力です。
スタディプラス
自分がどの程度学んでいるのか知っておくと、スケジュールが立てやすくなります。スタディプラスは科目ごとに勉強時間が記録できます。グラフにまとめられるので勉強している度合いやどこまで学習しているのか、目標までどれくらいの時間がかかるかなどが一目でわかるアプリです。
TED
TEDでは世界中の著名人が開く講演内容をジャンルごとにまとめています。日本語字幕に対応しており、ユニークな講演から新しい視点を学ぶにはもってこいのアプリです。TEDを通して世界の価値観も学べます。
楽しく勉強する
若者に限った話ではありませんが、勉強は楽しくがモットーです。得意な科目はもちろん、苦手な科目はできるだけ工夫する必要があります。
たとえば、ゲームを攻略するために、攻略本を読んでいるうちに国語力があがったという人がいます。また、ジャンルによっては歴史の勉強ができたり、楽しく計算できたりと苦手な科目でもゲームを通して鍛えられます。苦手なことを無理にする必要はありません。むしろ苦手だと思う科目はわからないことだらけです。「必ず理解してから次のステップへ」の項目で挙げた通り、わからない部分をきちんと理解していき、スムーズに勉強するのが理想です。
仕組みが理解できると、「楽しい!」「面白い!」と明るく考えるはず。楽しく勉強することはとても大切なのです。
なにが役に立つかはわからない
学校で使う教材以外にも、学習で役に立つものはたくさんあります。アニメ・映画、料理など、やっててよかったと思える趣味はたくさんあり、それと同時に教材だけが勉強ではないこともあります。
気になったものをどんどんチャレンジすることで、勉強の際に活用できるかもしれません。